ベトナム留学日記

ベトナムに留学しています

サパ旅行

こんにちは。

ハノイにもいよいよ冬がやってきた感じがします。昼と朝晩の寒暖差がひどく、かぜをひいてしまいました。「ハノイの冬は湿っていて日本と違うよ~」といろんな人に言われ続けた割には・・・ハノイの冬は乾燥しています!唇がガサガサになってしまいました。急いでリップクリームとセーターを買いに行きました。

暖房がないまま冬を越せるのか本当に心配です。いまほしいものは、お風呂入った後に履けるような厚手の靴下ですが、どこにも売っていません!なんで一時帰国したときに買わなかったのか。後悔しかありません。。。

 

 

 

先週の土日、サパという少数民族がいる山岳地帯へ行ってきました。


ハノイから車で6時間くらいのところにあります。ここはベトナムで唯一雪が降るくらい寒い場所です。中国との国境に近い、ラオカイという場所まで行って、車を乗り換えて山を登り、サパまで行きました。

f:id:hanoi-e:20141122132849j:plain

(ハノイからラオカイまでのバス!朝出発の便なのに寝台バス。2段ベッドみたいになっていて、足がのばせます。)

f:id:hanoi-e:20141122144230j:plain

(通路で寝るおばちゃん。)

 

9月にサパ行きのバスの事故があったらしく…(記事では14人死亡、30人以上がけがと書かれています)

Tai nạn thảm khốc ở Sa Pa: Lỗi do tài xế, không phải mất phanh - VietNamNet

とっても怖かったのですが、心地よいゆれ(?)のせいで私は途中から爆睡してしまい…気づいたらサパについていました。(笑)坂自体は日光に行くまでのいろは坂みたいな感じだったのですが、霧がすごくて対向車線の車が、近づくまでなかなか見えないのが、余計に恐怖感をあおりました。

 

サパに着きました。霧でなーーーーーんにも見えません。ここはサパの中心地の広場です。

f:id:hanoi-e:20141122132626j:plain

着いたとき(昼)は友達と「思ってたよりあったかいね~」なんて言ってました。が、、、

夜になるとめちゃくちゃ寒い。一緒に行ったロシア人のクラスメイトでさえ、凍えていました。そんな寒い中、ナイトマーケットへ行ってきました!

f:id:hanoi-e:20141122144145j:plain

 

すごく元気なおばちゃんたちが「おばちゃん貧乏やから買って~」と手をひっぱってくるので困りました(>_<)私が物を見ているだけで、おばちゃんたちが「いくらやったら買うん?」と聞いてきます。なんでも買う前提で話が始まります。(笑)疲れました…そして余計なものたくさん買ってしまった…。

 

刺繍のズボンを見ていると「12万ドン(600円)でいいよ」と言われ、デザインがかわいかったので、買うことにしました。「15万ドン(750円)払うからおつりちょうだいね」と私が言うと「細かいお金いまないわ。」と言われおつりの3万ドン(150円)は返ってくることなく…(T_T)おばちゃんたちの商魂に負けてしまいました。

 

晩ごはんはBBQ!ドアもないような、ほとんど外で食べたようなものだったのでめっちゃ寒かったです。

f:id:hanoi-e:20141122134707j:plain

ほとんどこげてますね。失敗。

 

ピンボケしてますが…これ、何かわかりますか?

f:id:hanoi-e:20141122134807j:plain

豚の乳首です。

乳首の周りには固い毛が生えていて、みんなで大爆笑しました。

キャーキャー言っていると、店員さんが来て、乳首をカットしてくれました。そしてまた大爆笑。

 

 

ホテルに戻ってからは、これ↓が大活躍。

f:id:hanoi-e:20141122133338j:plain

扇風機だと思ったらヒーターでした。(笑)あったかいが、まぶしい…

 

2日目は、1日目の霧がうそのように晴れていました。

ホテルのまわりにいろんなお店があったことを、2日目にやっと知るという…(笑)観光客はほとんどが欧米人ということで、おいしそうなケーキのお店がたくさんありました。

 

f:id:hanoi-e:20141122135351j:plain

 

 

何人もの少数民族に囲まれる、観光客。私がこの観光客の立場やったら、こんなに愛想よくできない…

f:id:hanoi-e:20141122135226j:plain

 

 

サパの道を探検していると、うしろから少数民族が何人か着いてきました。彼らは英語がめちゃくちゃうまいのですが、私は英語を忘れてしまったので…(本当にはずかしい…)ベトナム語で会話しました。

f:id:hanoi-e:20141122135622j:plain

<話していてわかったこと>

・この2人はザオ族。向かって左の人は26歳、14歳で結婚、16歳で出産

・2人とも文字は読めないが、ザオ族の言葉、モン族の言葉、ベトナム語、英語、フランス語(あいさつ程度)を話すことができる

・ザオ族は眉毛を抜くのが美人の証

・ザオ族の結婚式は豚の丸焼き3頭分使う。式でほとんど食べるが、10キロは花嫁の家族が持って帰る。

・毎日家から14キロ歩いてサパの中心地まで物を売りにきている。

・旦那さんが家事をしている。

 

…日本人ともハノイのベトナム人とも全然違う!!!

驚きの連続でした…。

一緒に写真を撮ってもらったり、お話をしてもらったりしたから、最後セールス攻撃がくるだろうな~と、うっすら予想していました。

そしたら、やっぱり、本当にきてしまいました。

 

「子供たちの学費を払わなければいけないし、私たち今日朝から何も食べてない」

とまで言われると…心が苦しくなりました。そして…バッグを2つ買ってしまった私…。さようなら35万ドン(約1700円)…。日々のアルバイトでためたお金がぱ~っと消えていきました…。

あとから聞いた話では、少数民族は学費払わなくていいらしい!!!おいおい!!!だまされたわ!!

 

それから市場に行ってきました!

少数民族たちもここで日々の日用品を買っていきます。いろんな民族がいて、おもしろかった!

f:id:hanoi-e:20141122141240j:plain

 

この市場でもいろんなものを買ってしまい、お金が飛んでしまったけれど、後悔はしていません!!

 

なんと帰りのバスでダブルブッキングが起きてしまいました。Hung Thanhというバス会社です!!私たちは16時半サパ出発のバスを予約したのに!!

「あなたたちのバスは18時出発ね」とだけ言われ、だだっ広いバスターミナルで寒い中1時間以上待たされました!!まず謝れよ!!!

しかも、このバスターミナルはまだ工事中で、ここで待ってねと言われたバス会社の事務所にトイレもヒーターもありません。予約先に電話して、どうなってるんですか!?と言いたかったのに、電話を無視されました。かなり腹が立ったので、担当者の携帯に怒りのショートメッセージを何回も送りました。

「あなたたちのせいで、私たちの時間が無駄になりました。私たちはどうして、トイレのない、この寒いバスターミナルで1時間も待たなければならないのでしょうか。私たちはあなたより若いけれど、私たちはあなたの客です。あなたは私たちにどうしてこうなったか説明してください。」

3,4回送ったのに、全部無視されました。本当にひどい会社です。事務所にWindows 7のデスクトップパソコンがあったのに、乗客の管理ができないようでは、パソコンもムダやんね~と日本語で悪口を言ったり、わざと聞こえるようにベトナム語で文句を言いまくりました。

結局会社の謝罪を聞けないまま、ハノイに戻ってきました。怒りしかありません。なぜか事務所の人たちが、私たちのことをめんどくせー客だな~という顔で見てきました。18時出発と言われたのに、一部のお客さんが遅れてきて18時15分発になりました。「終わりよければ全てよし」の反対の旅行になってしまいました。

「東南アジアのダブルブッキングなんて、よくある話じゃないですか」という方もたくさんいると思いますが、乗客への謝罪があったり、説明があったりするのが普通ではないでしょうか?会社に反省する様子がないようでしたが、それでいいのでしょうか。

ベトナムがこれ以上発展することなんてないんじゃないか、と思わせる旅行となりました。

ベトナム人の友達に言ったら「ベトナムだからね~」とだけ言われました。

少し話をずれますが、学校の先生も、時間を守らないことがベトナム人の文化だ、とふざけたことを言っていました。それでいいのかベトナム人!?!?

ベトナム人との2人きりの旅行~2日目~

2日目は留学友達とチャンさんとAEONに行くことになっていました。
朝ごはんを食べ終わった後、チェックアウトの準備しなきゃ!と焦っていると、チャンさんが
「私は美容院に行ってシャンプーしてもらってくるね~」と全然焦る気配なくてびっくり。
チャンさんが部屋に戻ってきたのは、ホテルを出なければならない時間の10分前。
そこからお化粧や荷物の整理をやっていては、どう考えても間に合いません。
チャンさんにそのことを伝えると、
「え?なんでいまチェックアウトするの?意味わからない。もう1泊分払ったらいいんじゃない」と・・・
旅行に対する感覚が違いすぎる。こっちが意味わからないわ。

イライラしながら、AEONの無料バスが出ているサービスアパートメントに向かいました。
(サービスアパートメントへ向かう途中、
チャンさんは「なんで無料のバスがあるの?なんでなんでなんで?」
とずっと聞いてきてさらにイライラ・・・)

AEONのスーパーで自分の買い物を済ませて、
チャンさんがほしがっていたKATEの眉マスカラ(私が普段使っているもの)を買いに行きました。
チャンさんはこれまで美に対して無頓着だったらしいのですが、私と1泊したことで、
私が洗顔後に保湿クリームを塗っていたり、化粧をしているのを見て、美に目覚めてしまったようです。
KATEのお店で1時間半以上、
「この化粧品はどうやって使うの?このクリームは何?どんな効果があるの?これは?あれは?それは?…」
と私やお店の人に聞いては試供品を使い、化粧の勉強をすると言ってお店の人に化粧の仕方を教えてもらったりしていました。
「どっちのアイシャドウのほうが私に合ってる?」
と、服装によって合う色は違うだろ!とつっこみたくなるような、細かい質問を何回もされて、私は疲れてしまいました。
気が付いたらチャンさんは4つくらい化粧品を買っていました。(総額5000円くらい)
ハノイでも買えるのにバカだろと思ってしまった…

そのあと私たちは丸亀製麺でうどんを食べました。
丸亀製麺のうどんの頼み方(うどんを頼んでからトッピングを選ぶ方式)は、
チャンさんには新鮮だったらしく、めっちゃ喜んでました。
味もおいしかったし、よかったのですが、チャンさんがうどんに大量のチリソースをかけてたことは日本人としてちょっとショックでした。(笑)

ホテルに戻ってきて、チャンさんは「帰りの飛行機とってなかったからとらなきゃ!」と言いだしました。
私としては、「は?」って感じです。なんで帰りの飛行機とってなかったのか意味がわからない。
彼女は旅行会社に電話していましたが「高すぎる!どうしよう!」と、旅行会社を通して買うのをやめたようでした。
そして「どうしようどうしよう、やばい」と言い続けます。聞いてるこっちが頭が痛くなるほど。

私「なんでネットで買わないの?直接航空会社から買うのがラクで安いでしょ。私いつもそうしてるけど」
チャンさん「え~!?クレジットカード持ってるの!?」
私「(…25歳で持ってない人いるのか)うん、持ってるよ」
チャンさん「お願い!えりこさん名義で払ってもらっていい!?いま現金でその分のお金渡すから」
私「…」
チャンさん「私、ハノイに帰れなくなっちゃう!お願い!」


ああ~もう!!!しょうがないな!!!


私のクレジットカードでネットで買うことになりました。
チャンさん「私、ネットで買ったことないからやり方わからない!えりこさん全部やって」
私「…(呆れ)」
仕方なく全部私がやりました。チャンさんは次の日の朝帰ることにしたようです。
やっぱり違う時間のフライトにする!と言われて何回かやりなおしたため、結構時間がかかりました。
ただただイライラが募ります。

やっと購入できて、チャンさんのメールアドレスに確認メールが届きました。
「ちょっとえりこさん!!!」
なぜかチャンさんが怒っています。もう~~~何?!
「間違ってあんた今日のチケット買ったんじゃないの!?今日の日付(11月9日)って書いてあるんだけど」
(え?まさか私間違えた?
日付を間違ってチケット買ったことあるから可能性はなくはない…でも今日の朝のフライトのチケット今買えるわけないよな…)
と、不安を覚えながら確認メールを見たら、
「予約日:11月9日」となっていました。


はあああああああああああああああああああああ
ちゃんと読めよ。。。ベトナム語なんやから読めるやろ。。。
チャンさん…おっちょこちょいにもほどがある。
チャンさんは私が許せる限度を超えた。。。不注意すぎる。

私が合ってた、私が合ってた、私が合ってた。
なのに今、一方的に「間違ったんじゃないの!?」と責められた。

小さなことかもしれない。でもいろんなことが積み重なって、気づいたら
「チャンさん!!!!!」
とめちゃめちゃ大きい声で怒鳴ってしまった。

チャンさんは「はは、ごめん(笑)」となぜか笑っていました。
それに対してもイライラして「なんで笑ってんの」と、また怒鳴ってしまいました。

 

今回の旅行でわかったのは、
「自分で調べる大切さ」、「ミスコミュニケーションをなくすことの重要さ」です。
何でも人に聞いたらだめ。まずは考えるくせをつける。そして自分で調べてみる。
わからないことは人に聞いたらいい。けどまずは自分で考えたり調べないとだめ。
誰でもわかることを人に聞いたらだめ。聞かれたほうはめっちゃ不愉快。
そして人に助けてもらったら必ず感謝しなければならない。

外国人と同じ空間にずっといると、文化や習慣の違いがはっきりと出てくる。
自分が予想していなかったことを相手がすると、「がっかり」や「イライラ」(=ストレス)を感じる。
もうしゃべりたくないわっていうときこそ、しっかり共通意識を持たなければならない。
それを怠ったらもっとお互いのことが理解できなくて、もっとイライラして、お互いがストレスを感じるのだろうな~

私自身は前者はできていると思います。
自分で調べたり考えてから、人に聞くようにしています。
でも後者は全然できていません。今まで同じような考えの人としか仲良くしてこなかったからだと思います。
自分の予想外の行動をする友達なんていませんでした。
でも世の中には、自分と同じ考えや価値観を持っている人のほうが少ないのでしょう。
だからできるようにならないとだめだと思います。

 

今回の旅行は精神的になかなかつらい旅行でした~(T_T)


追伸:チャンさんは友達と会うという、この旅行の目的を果たさず終わりました。(理由:けんかしているから)
…やっぱり、彼女を理解するのは難しい。じゃあなんで私のチケット代出してまでホーチミンに行ったんだよ…

ベトナム人と2人きりで旅行~1日目~

こんにちは。
ハノイは毎日天気が悪くて、気分も暗くなってしまいます。

土日にホーチミンへ旅行に行ってきました。
ホーチミンにはもう何度か遊びに行っていますが、今回ははじめてベトナム人と2人きりで旅行に行ってきました!


・・・結論として、めちゃめちゃ疲れました。


一緒に行ってくれたのはチャンさんというハノイ大学の日本語学部を卒業した人です。
チャンさんがホーチミンに住んでいる友達に会いたいのだけれど、

けんかしていて、会いに行く口実がほしいので、
私を案内するという体で、ホーチミンに行きたいということでした。
なので、チャンさんが私の往復の航空券を買ってくれました。ありがたかったです!

ホーチミンについたあと、私たちはホテルの予約をしていなかったので、ホテルを探しに行きました。
ホテルについたあと、「あなたのTシャツをかして!私忘れちゃったの」と言われ、
自分のパジャマ用に持ってきていたTシャツを仕方なく貸しました。
それを着て、何をするのかな?と思ったら・・・

寝始めました。笑

今から観光に行くんじゃなかったの!?びっくりです。
1時間くらい昼寝をしたあと、郊外にきれいな滝があるから見に行こう!と言われ、
バスに乗って滝に向かうことにしました。
「バスで1時間くらいだよ」
と言われていたのですが、、、
汗だくになりながら、クーラーなしのバスに揺られ、着いた時には出発してから2時間半が経過していました。

滝に着いたときにバスの運転手さんが声をかけてくれました。
運転手「君たち、どこに行くの」
私たち「滝を見に行くんです」
運転手「もうこの時間は滝見れないよ。門閉まってるもん」
私たち「えええええ」
運転手「今日はここに泊まるの?それともホーチミン市内に帰るの?」
私たち「ホーチミン市内に戻ります」
運転手「もう帰りのバスないよ」
私たち「・・・えええ!!!どうしたらいいの!?」
と、すかさずバスを降り、バイクタクシーを捕まえ帰りのバスがまだあるところまで、急いで戻りました。

いろいろなバスを乗り継いで帰らなければいけなくなってしまいました。最悪です。
バスを乗り換えるときも、どのバスに乗ったらいいかわからなくて、私とチャンさんは文字通り「さまよって」いました。
チャンさんはいろんな人に帰り方を聞いていましたが、彼女は最強の方向音痴かつ、人の話を聞けない人なので、
帰り方を教えてくれた人の話をちゃんと聞こうとしませんでした。
いろんな人に聞くだけ聞いて、答えをちゃんと聞かない。そのときから私のイライラ度はどんどん高まっていきました。

<ここまでの私のイライラ>
①どうしてチャンさんは滝まで1時間くらいしかかからないと言ったのか?
②どうして滝が見れる時間が決まっていることを知らなかったのか?
③どうして帰りのバスが何時か調べなかったのか?
④どうして人の話をきちんと聞かないのか?
⑤どうして迷った時にGoogle Mapで乗り換え方を調べなかったのか?

さまよいながらもなんとかホーチミン市内へ帰って来れました。
ホーチミンに留学している日本人の友達と合流し、ごはんを食べに行こう!ということになりました。
チャンさんがブンダウ(ハノイで有名な食べ物)を食べに行こう!と言いだしました。
私はブンダウってハノイの食べ物だし、ハノイのほうがおいしいんじゃない?と言ったのですが、
「大丈夫、ここの店はおいしくて有名だから」と、なぜかホーチミンでハノイの食べ物をみんなで食べることになりました。

ホテルからお店まで近かったので歩いて行ったのですが、途中で少し迷ってしまったので、私の携帯で位置を確認していたら・・・
曲がってきたバイクに携帯をひったくられそうになりました。
たった2,3秒の出来事で、何があったのかよくわかりませんでした。
知らん人に急に手をひっぱられたなという感覚はありました。
危なかった~びっくりした~、と留学友達と言っていたら、
チャンさんが「さっき私言ったよね?ホーチミンで道で携帯を遣ったらだめって」と若干怒り気味・・・
いやこっちが逆に怒りたいわ・・・あんたがどうしても行きたいって言ったから私はGoogle Mapを開いたんでしょうが!?
このときの私のイライラ度はかなり高かったと思います。

でもせっかくの旅行だから…我慢…我慢…怒ったらだめだ…

その後無事にお店に着き、ブンダウを食べることができました。(ハノイのほうがおいしかったわ・・・)

<ここまでの私のイライラ>

⑥どうしてわざわざホーチミンでハノイの名物を食べるのか?

その後、留学友達とは別れ、チャンさんと二人でホーチミンにたくさんあるファミマに行きました。

日本と変わらない、至って普通のコンビニです。シンガポールで生産している綾鷹やおーいお茶が売っていて感動しました。思わず買ってしまいました(笑)

 

 

ホテルに戻ってお風呂に入ったり、次の日の用意をしたりしていると、チャンさんがホテルのミニバーのミネラルウォーター(有料)を飲んでいるではありませんか!

私「どうしてファミマで買わなかったの?ファミマのほうが安いのに」

チャンさん「え~そうなの?知らなかった・・・ま、どうせちょっとしか変わんないでしょ」

私(イライラ・・イライラ・・・)「チャンさん、お金持ってるね。でも無駄遣いしすぎだよ」

このときの私はイライラ度数が高すぎて、少しのことでも怒ってしまう状態になっていました。。。

 

これはチャンさんだけじゃないかもしれないけれど、ベトナム人の歯磨きの仕方って本当に汚い。

細かく磨いた方がきれいになるのに、めちゃめちゃ激しく、えずきながら磨く。うがいするとき、痰を吐きだすかのように激しく「カーーーーーペッ」とだす。

それをチャンさんに言ったら、「日本人はベトナム人と違って出っ歯が多いから優しく磨かないとだめなんだね。」と意味不明なことを言われました。

私自身が出っ歯だから余計イライラして、ふて寝しました。。。

 

 

 

つづく

事故

昨日大学の目の前の道で事故が起こりました。

友達とランチ行くためにタクシーを呼んでも全然来ないので、キャンパスから道に出たら、道が通れなくなっていました。

交通事故ではなく、道路沿いで行われているモノレール(?)の工事で使っていたクレーンから何かが落ちて、下を走っていたバイクに激突したようです。おそろしい。

写真がFacebookで出回っていて、見てしまいましたが、血が飛び散って人が倒れていてとてもおどろきました。

気を付けても私たちでは防ぎようのない事故です。帰国するまで事故にはあいたくない・・・。

ハノイの秋

ハノイは急に秋がきました。

11月に入ってから、とても涼しくなって、夜は20度ないくらいです。冬服をあまり持っていないのでとても焦っています。おととい急いでタイツを買いに行きました。7万ドン(=350円くらい)と結構高くて驚きました…。

最近の円安のせいで、国際キャッシュカードでお金を引き出すのがはばかられます。アルバイトのお給料でもらった現金だけでがんばってやりくりしようと思います。なのでこのたった350円のタイツでさえ結構痛いです。

 

10月31日はハロウィンでしたね。知り合いに連れられてハロウィンパーティーに行ってきました。

f:id:hanoi-e:20141106183414j:plain

パーティーで知り合ったベトナム人の子たちと。(笑)真ん中が私です・・・(メイクし終わってからちょっと前にはやった芸人に似てるな・・・と気づきました)

この帽子はハノイの旧市街で3万ドン、赤いコート・・・ではなくこの赤い布はアオザイを作った時に余ったものなのでお金はかかっていません。日本のハロウィンと違って安上がりのハロウィンです。(笑)

 

「仮装してきてください」とポスターに書いてあったのに、仮装してる人は外国人だけでした。(笑)ベトナムではまだまだハロウィンという文化は入ったばかりなのかな?ベトナム人は会場で化粧(フェイスペイント?)をするだけで仮装と呼んでるみたいです。

最近の日本のハロウィンブームはすごいですよね。ベトナムであんな仮装したら、、、めちゃめちゃ目立って写真撮られまくりそうです。

 

 

今週末ベトナム人の知り合いとホーチミンに行ってきます。1週間ぶりに「暑いベトナム」を体感できるのでうれしいです!!

日本語センターの問題点

こんにちは。

月曜日、スピーキングの中間テストがありました。ベトナム語の敬語のテストでした。ひとり10分くらいの短いテストだったのですが、問題のシチュエーションに合った敬語を言えなくて、先生にめちゃくちゃ呆れられました・・・。反省。

明日はリスニングの中間テストがあります。はやすぎて、なかなか聞き取れませんが、呆れられないようにしたいところです。

 

そんなテスト前日に何を書くかというと・・・

今働かせてもらっている日本語センターについてです。もうすぐ「勉強会」という名の各先生へのダメだし大会があるので、自分の中でも何が問題なのかをここで整理したいと思います。

日本語センターとは?

私がアルバイトしているのは、実習生を日本へ送り出す研修機関です。ハノイにはこのような研修機関がたくさんあるのですが、私が行っているところは、かなり大規模なセンターで、研修生が400人ほどいるところです。研修生は全員センター内の寮に住まなければいけません。研修生は、月曜日~金曜日までは朝から晩まで、土曜日は午前中、日本語を勉強しています。日曜日は授業は休みですが、門限は早く(確か夜6時)、本当に過酷な環境だと思います。毎月末は5日間連続で休みになります。そのときに研修生は一斉に実家へ帰ります。

早い人で半年、長い人で1年間センターで日本語を勉強し、日本へ飛ばされます。その後、日本の「労働組合」で、3か月間、その土地の方言や、仕事の専門用語について勉強をし、会社に入ります。

研修生は基本的に授業を休んではいけません。実家が遠くても、勝手に実家に帰ることは許されません。一番えらい先生の許可がとれたら、休んでも大丈夫ですが…なかなかとることは難しいみたいです。

これだけ読むと厳しい印象を受けますが、ときどき「ゲームショウ」という文化祭のようなものがあります。ゲームショウではクラス対抗の日本に関係する出し物(日本の歌を歌ったり、ビニールで作った和服のファッションショーをしたり…)や、クラスの代表者の日本語スピーチコンテスト、日本語のゲームなどなど、内容は盛りだくさんで、テレビさえ見ることも許されない研修生にとって、またとない娯楽です。

まだ会ったことはないのですが、日本人の営業担当の方がいるらしく、その人が日本でいろんなところから、どんどん契約をとってきてくれるため、ものすごいスピードで成長しているセンターみたいです。

ときどき、日本からお客様が訪問、見学に来ます。私の授業を見て回ることもあります。そのときはとっても緊張して、手が震えるほどです。

私の待遇は送り迎えつきで、お給料も3時間で50万ドンもらっているので、めちゃめちゃいいですが…ベトナム人の先生についてはよくわかりません。

日本語センターの問題点

では、本題に入ります。

  1. 教師の不足
  2. 事務管理能力の低さ
  3. 設備の悪さ

で、書いていきます。

教師の不足

今、ベトナム(ハノイだけかも???)では空前の日本語ブームです。多くの人が「日本が好きだ」「日本語を勉強したい」「日本に行きたい」と口をそろえて言います。タクシーの運転手さんでさえ「俺に日本語教えてくれ」と言ってきます。

理由はさまざまです。「マンガが好き」という人もいれば、「日本に行けばお金持ちになれる、家族を助けられる」と信じている人もいます。

この状況に目をつけたのが、大学で日本語を勉強してきた人&日本でかつて研修生として働いてきた人たち。お金になると思ったのでしょうね。彼らは、ハノイに自分の日本語センターをたくさん作りました。日本語センターで働く教師の大多数は、大学で日本語を学ぶ学生です。

以上のことからお分かりかと思いますが、日本語センターの数と、日本語教師の数が全く見合っていません。先生のアルバイトをする学生たちは、待遇のいいほう、いいほうへと流れます。私のアルバイト先では、ベトナム人の先生たちへの待遇が悪いのか、人間関係の問題なのか、みんなどんどんやめていきます。

(ちなみに、日本語がめちゃくちゃ上手な人たちは、日本語教師よりも割のいい、翻訳や通訳の仕事をします。なので、日本語教師の質はとてもいいとは言えません)

日本人の先生も不足しています。アルバイトとしてなら待遇はいいですが、このお給料だけでは生活できないと思います。現地の日系企業で現地採用として働いた方がよっぽどいいです。

日本人の日本語教師として、日本で働くためには、海外での教えた経験がないとなかなか難しいらしく、そのために需要のあるベトナムに来ている人もいるようです。あとは、旅行気分で1年間海外に住みたいから…という理由で日本語教師をやっている人もいます。

私のセンターでは、クラスの数に対して先生の数が見合っていないため、あるクラスは突然自習になったり、1人の先生が同時に進度の異なる2クラスを教えることがあるそうです。

そんな状態であるということを社長は最近知ったらしく、アルバイトの学生たちに、もっと働いてほしいとお願いしているみたいですが…自分たちの勉強もあるし、なかなかアルバイトばっかりしていられませんよね。

事務管理能力の低さ

一番やばいのがこれ。普通の日本語センターにはスケジュールがあります。「○月○日は○○先生が第○課を教える」といったものです。普通、ありますよね。

それがこのセンターにはないんです。センターに行った日に、「今日はあなたは○○クラスね、あ、やっぱり○○クラス」とめちゃくちゃ適当なんです。まず、そのクラスがどこまで進んでいるのかがわからないので、授業の準備ができません。また、前の授業で研修生たちがどこまで勉強したかもよくわからないまま授業が始まります。

なぜこんなことが起こっているかというと・・・単純にスケジュールを作る人がいないからです。

前回の勉強会で「あなたの授業は工夫が足りません。もっと工夫してください。」と指摘されたので「スケジュールを作ってください。」とお願いしました。しかし「今は先生が足りないので、事務の人も先生をしているんです。忙しくて作ることができません」と言われました。全然納得できません。

ベトナム人の学生アルバイトに、「スケジュールなしに、どうやって授業してるの」と聞きました。

「教室に入ってから、学生にどこまで進んでいるか聞いてから授業を考えてる」

え~・・・。それでいいのか・・・。がっかりです。

設備の悪さ

これはしょうがない話ですが、教室のつくりは細長く、壁は薄く、机は小さいため、集中して勉強するのは大変だと思います。400人くらいいるのに、トイレは3つくらいしかないし、休み時間も落ち着けません。私が浪人のとき通っていた予備校とは大違いです。

 

 

 

他にも言いたいことはたくさんあります。唯一良かったなと思うのは、ベトナムの会社でベトナム人のもとで働くと、声を上げない限り、日本人は本当にいいように使われるだけなんだなということが心から実感できたことです。ベトナム語がわからないと、相手にされないし…。つらいですが、次の勉強会もなんとか乗り切りたいと思います・・・。その前に明日のテスト・・・はあ。

バッチャン村に行きました

こんばんは。

いま、ホーチミンから留学友達がハノイに遊びに来ています。

昨日はみんなでバッチャン焼で有名なバッチャン村へ行きました。ハノイから路線バスで30分くらいのところにあります。

f:id:hanoi-e:20141026232740j:plain

友達がこれを見て、私に「この豚さん買ったら?」ばかり言ってくるので、

「太ったってことを言いたいんでしょ!」と言い返したら彼女は笑っていました。(おいおい)

 

 

f:id:hanoi-e:20141026233835j:plain

こういう絵付け体験ができるところもありました。

 

みんなで焼き物を作ったのですが…私が作ったお茶碗は、帰りのバスの中で「かくん」と寝てしまい、落とした瞬間割れてしまいました。とほほ…です。