ベトナムの結婚式

こんにちは。今週のハノイは一転変わって少し汗ばむくらいの陽気です。

土曜日、去年ハノイでインターンしてたときにお世話になった人から電話がかかってきました。
「突然なんだけど、明日ひまだよね？」
めったに電話がかかってこない人なので、びっくりしました。
年内に結婚する、とだけ前々から言われていたので、まさか…？と思っていると
「明日結婚式やるから！」と簡単に言われました。

おめでたいことやけども！！
急すぎるわ！！

買い物にも行きたかったし、チャンさんに家庭教師するというバイトもあったのに…
結婚式すると言われたら断れません…

その人の知り合いのベトナム人にも説得されて、朝5時起きで結婚式に行ってきました。

アオザイを着て、化粧をして、高いピンヒールはいて、準備はばっちりです。

ベトナムでは全ての式が終わるまでの道のりが結構長いし、いろんなしきたりがあります。
この前出席した名古屋のいとこの結婚式のような、自由な感じではありません。笑
結納式→花嫁一家主催の結婚式→花婿一家主催の結婚式、という流れがあり、
今回は日本からご家族が来ているということで、
結納式と花嫁一家主催の結婚式を一気にやってしまうとのことでした。
（あとから聞かされたので、かなり驚いた）

結納式は、花婿の関係者が5人の未婚の男の子と一緒に歩いて、花嫁の家にいる5人の未婚の女の子にそれぞれプレゼントをします。
このプレゼントの中身も決まっていて、意味もあります。
場合によっては7人のときもあるし、9人のときもあるようです。
5,6分歩くだけだったのに、高いピンヒールのせいで、足がめっちゃつかれました。
全然早く歩けなくて、このヒールを選んだ自分を呪いそうになりました。

花嫁の家についたあと、花婿と花嫁が花嫁の祖先にお祈りをして、両家のあいさつが行われるようです。
私は花婿の家族じゃないから、庭で待機だったので具体的に何をしていたかはよくわかりませんでした。残念。

そのあと家族の記念撮影があり、これで結納式は終了です。

続いては結婚式です。

式って言っても道にテントを張って、大量のテーブルと、大量の背もたれのない椅子が並んでるだけですけど。。。(笑)

私たちが行ったときにはすでに食べ始めている人がいて戸惑いました。なんとこの式には900人のお客さんがくるらしく、場所の関係上何回転かしないといけないみたいでした。

新郎新婦とお二人の両親が各テーブルへ、乾杯しにまわります。日本ではお客さんが新郎新婦のもとへ乾杯へ行っていたような気がします。なんでちがうんだろ。

私は唯一の日本人のお客さんということで、変なおっちゃん（新婦の親戚らしい）にからまれて、39度のウォッカを大量に飲まされ、ぼーっとしてしまいました。(笑)

食べ終わったら、新しいお客さんを入れるために席をたたなければなりませんでした。落ちつくひまもありません。

とりあえず・・・つかれました。